上根子神楽
出展内容
衣装・神楽面試着体験、太鼓・笛・手平鉦体験
プロフィール
上根子神楽は、花巻市に古くから伝わる民俗芸能で、市指定の民俗文化財です。明治時代から伝わる演目を記した「神楽本」が現存しており、150年以上の歴史を持つ円万寺流の舞を継承しています。
普段は、熊野神社での祭事奉納を中心に、お祝い事などでの依頼公演も行っています。中心メンバーには比較的若い世代も多く、子どもたちが積極的に舞を学ぶなど、次世代への継承に力を入れています。
活動にかける想い
上根子神楽が一番伝えたいのは、「神楽は思っているほど敷居が高いものではない」ということです。
伝統を厳しく守りつつも、「男女、地域関係なく興味があれば誰でもOK」と門戸を広く開け、「楽しむ」ことを大切にしています。その根底には、「地域に神楽があることの大切さ」を未来に繋ぎたいという強い想いがあります。
子どもたちが花巻で多様な経験を積み、「この町に住み続けたい」と思えるような地域づくりの一環として、神楽の伝統を継承していくことに情熱を注いでいます。
当日は、普段は触れることのない神楽の世界に一歩踏み込んでみましょう。衣装や神楽面の試着、そして太鼓や笛の演奏体験を通じて、神楽が持つ迫力と魅力を全身で感じてください。


