【分かりやすい】ホームページの見積もりの項目を解説します
- ホームページの見積もりが理解できない
- これって必要なの?
- ぼったくられないか心配
こんにちは、タケルです。岩手県花巻市でホームページ制作のフリーランスをしています。
本記事は、
ホームページの見積もりを取ったけど、よく理解できない
という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「インターネットの知識がなくても、ホームページ制作に必要な費用」がイメージできるようになります。
ホームページの作成費用は複雑です。
専門知識がないと「どうしてその金額になるの?」ということがイマイチ分かりません。
大切なお金を投資するわけですから、内容をしっかり理解したいです。
今回はホームページ制作業者の私が、ホームページの見積もりの一般的な項目を解説します。
ホームページ制作の3ステップ
ホームページの制作はざっくり次の3ステップに分けられます。
- 設計
- デザイン
- 実装
の3つに分けられます。
見積もりの項目は「この3つのどれに当てはまるか?」と考えると分かりやすいです。
ホームページの設計費用
設計とは、「どんなホームページを作るか」を決めることです。
具体的には次のとおりです。
- ヒアリング、競合調査
- サイトマップ、ワイヤーフレーム
- コンテンツ制作
それぞれ詳しく見ていきます。
ヒアリング、競合調査
まずは企画からです。
どんなホームページにするのか、様々なことを考慮して戦略を練ります。
- お客様と打ち合わせ(ヒアリング)
- 掲載内容の選定
- 市場調査
- 競合調査
- 商品設計案
だいたい上記の通りです。
ホームページの目的と、それを達成するための手段を決めます。
サイトマップ、ワイヤーフレーム
戦略が決まったら、設計図を書き始めます。
まずは掲載すべき情報をもとに「サイトマップ」を作ります。
サイトマップとは、ホームページのどのページにどの情報を配置するかを示したものです。
こんな見た目ですね。
次に、ワイヤーフレームという骨組みを作ります。
サイトマップで決めた配置をもとに、見た目のデザインの下書きをします。
各ページの構造をここで決定します。
コンテンツ制作
掲載する情報と場所が決まったら、内容をより具体的にしていきます。
一般的なホームページなら、次のような項目を考えます。
- 会社の特徴
- サービスの強み
- 活動にかける想い
- 商品の説明文
- よくある質問
お客様のほうで内容や文章を考える場合、0円となることが多いと思います。
面倒かもしれませんが、文章はご自身で書くことをオススメします。
会社やサービスへの情熱は社長がいちばん強いからです。
文章がうまくなくても、想いが伝わるかどうかが最重要です。
ホームページのデザイン作成
設計図ができたら、完成予想図を作成します。
次のような項目で、ロゴや画像、装飾など「見た目」を決定します。
- トップページ
- 下層ページ
- 素材(ロゴ、写真)
それぞれ詳しく見ていきます。
トップページ
トップページとは、ホームページに訪問したときに最初に表示されるページです。
「玄関」のような役割で、ホームページ全体の紹介をします。
掲載内容のボリュームも必然的に増えるため、他のページよりも料金が高くなることが一般的です。
下層ページ
下層ページとは、項目ごとの用意された個別のページのことです。
トップページが玄関だとすると、下層ページは「部屋」のような存在です。
基本的に、トップページのデザインを応用して下層ページは作られます。
そのためトップページより安い単価になることがほとんどです。
素材(ロゴ、写真)
ホームページで使用するロゴや写真などを準備します。
特に写真はホームページの印象を決める大事な要素です。
プロのカメラマンを派遣して撮影することもよくあります。
デザイナーやカメラマンの報酬が「デザイン費」の項目にあたるわけですね。
具体的には、次の通りです。
コーディング、実装
完成予想図ができたら、いよいよ実際のホームページ制作に入ります。
制作過程はざっくり次の通りです。
- コーディング
- レスポンシブ
- 機能実装
それぞれ詳しく見ていきます。
コーディング
完成予想デザインはあくまでイメージ画像です。
コーディングとは、HTMLやCSSといった専用の言語を使ってホームページとして再現することです。
プログラミングと聞いてイメージする、こういうやつですね。
見た目だけではなく、下記のような設定も行います。
- リンクの設定
- スライドショーなどの動き
- 音声読み上げブラウザ用の設定
ホームページが正しく動作するように仕上げるイメージです。
レスポンシブ
レスポンシブとは、デバイスごとに表示設定を調整してあげることです。
ホームページはスマホだけでなく、パソコンやタブレットでも見られますよね。
でも、それぞれのデバイスごとに見やすいデザインは違ってきます。
- スマホの画面は縦長、パソコンの画面は横長
- パソコンではちょうどいい文字の大きさでも、スマホでは小さすぎる
- スマホでちょうどいいデザインは、タブレットだと大きすぎる
ひとつのデザインだと、デバイスが変わった時に問題が出てきてしまいます。
これを解決するために、レスポンシブという技術を使います。
「このデバイスのときはレイアウトや文字の大きさはこう変える」というように設定してあげるんですね。
デバイスが多様化してる現状では、必須ですね。
機能実装
ホームページにはさまざまな機能をつけることができます。
- お問い合わせフォーム
- ブログ投稿
- 会員登録、ログイン
見積もりの項目に「CMS」や「Wordpress」と書いてあったら、「こういった機能を実装するためのツール」のようにイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
まとめ
というわけで、以上です。ここに書いてあることだけで、「この項目はどんな作業のことか」がイメージできると思います。
みなさんが内容をしっかり理解して、気持ちよく契約できることを願っています。
もし分からないことがあったら、お気軽にご連絡ください。
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