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【令和最新】ホームページの相場と損しない作り方【プロが解説】

  • ホームページっていくらするの?
  • 損しそうで不安
  • ホームページに料金の仕組みは?

こんにちは、タケルです。岩手県花巻市でホームページ制作のフリーランスをしています。

本記事は、

ホームページを作りたいけど、相場が分からなくて損しそうで不安

という方に向けて書いています。

この記事を読むことで、「ホームページの料金の仕組みと本当に必要な予算」がイメージできるようになります。

ホームページの相場はたしかに分かりづらく、割高な契約をしてしまうケースもあります。

「このブログのおかげで納得できる金額でホームページが作れた」という方が増えてほしいな、という願いで記事を書いています。

それでは、さっそく見ていきましょう。

ホームページの相場が分かりづらい3つの理由


インターネットに関しては「詳しい人」と「全然知らない人」に分かれます。

ホームページ制作は基本的に個別対応のオーダーメイドなので、知識量によって交渉内容に差が出てきます。

オーダーメイドで制作する

基本的にホームページはすべてオーダーメイドで制作されます。

同じ会社やお店は存在しないので、ホームページも毎回オリジナルなものを作るのがベストなんですね。

ホームページの相場を検索して調べても「〇〇万円から」みたいにハッキリしないのは、作業内容が顧客ごとに変わるためです。

制作会社としても、実際にヒアリングして見積りしてみないと「いくらで作れます」と言えません。

逆に、予算が決まってればそれに合わせて「こういうホームページが作れます」ということは言えるんですが、それだと今度はお客様が困ってしまいますよね。

制作会社:「予算を教えてください」

お客様:「いや、相場が分からないから予算を決められないんだけど」

上記のようになりがちです。

似たような例だと、マイホームを検討するときも同じようなことが起こりますよね。

「マイホーム建てるのにいくらぐらい必要なんだろう」と目安を知りたいのに、住宅メーカーでは「予算を教えてください」と言われてしまうという。

建てたい家によって金額が変わってくるので、住宅メーカーとしても値段を言わないのではなく、言えないんです。

下手に「3000万円くらいです」と言ってしまうと、いざ作るとなったときにその金額と違うとトラブルになりかねないですしね。

インターネットについて知らない人が多い

インターネットについて詳しくない人は、基本的に詳しい人に頼ることになります。

金額や内容について説明を受けても、分かったような分からないような状態になることも多いんじゃないでしょうか。

結果どうなるかというと、相手の言い値で契約することになります。

悪い例だと、ホームページの質ではなく営業力がすごいから高く売れてることもよくあります。

同じようなホームページでもある人は30万円で作れたのに、別な人は200万円支払ったなんてことはザラにあるんですよね。

でも、例えば中古車だったらこうはなりません。

走行距離と型式でだいたいの相場は決まってるからです。

ところが、ホームページに関しては前提となる知識がないので、なぜその値段になるか分からないんですね。

「このくらいのホームページならこういう作業が発生するから、金額はこれくらいだろう」という想像ができません。

技術の進化が早い

昔はホームページはパソコンで見るものでしたが、今ではみんなスマホで見ますよね。

タブレットで見ることもあります。

対応すべき機種が増えたので、作業量も増えました。その分、料金も上がります。

また、SNSや動画といったインターネットサービスもどんどん登場しています。

そういった新しい技術やサービスの選択肢が増えたことによって、ホームページ制作費も複雑になり相場が分かりづらくなっています。

複雑になるのは制作現場でも一緒で、最先端の技術に対応できる人材は少ないわけです。

貴重な人材はその分報酬が高くなりますから、同じ「ホームページ制作」でも頼む人によって価格に差が生じます。

もちろん質の高いホームページを作ってくれるわけですが、それを理解できる人が多くないというのが現状ですね。

制作の大部分を人に頼ってるので、「原価」や「定価」があってないようなものになっています。

ホームページの制作費の内訳


そもそもホームページの料金はどうやって決まっているんでしょうか?

ホームページの制作費は「人件費×制作期間」で決まります。

また、公開後の維持費用も場合によっては必要になります。

人件費

デジタルなインターネットの世界ですが、実はホームページは人が手作業で作っています。

たくさんの人が関わっていて、結構アナログ的なところがあるんです。

  • ディレクター(責任者)
  • デザイナー(デザイン担当)
  • エンジニア(設計担当)
  • プログラマー(実装担当)
  • ライター(文章担当)
  • イラストレーター(イラスト担当)
  • カメラマン(写真担当)

ざっくり上記の通りです。

もっとたくさんの人が関わることもありますし、フリーランスみたいに1人でほとんどやる場合もあります。

ホームページの制作費とは、この人たちの報酬がほとんどを占めます。

制作するホームページの内容によって関わる人の数が変わってきます。

また、同じ職種でもスキルレベルによって報酬に差があります。

その差が関わる人の分発生するわけで、制作会社によってホームページの値段が違う原因の1つですね。

制作期間(工数)

関わる人が「それを作るのにどれくらい時間(工数)がかかるか」を基準にホームページの価格は決まってきます。

月収30万円の人に1ヶ月かかる作業を頼むなら、料金は30万円になります。

2週間で終わるなら15万円になりますし、3ヶ月かかるなら90万円です。

かなり乱暴な説明ですが、だいたい上記のようなイメージですね。

制作するホームページの内容が決まったら「誰がどれくらい作業することになるか」が分かります。

この時点でやっと見積りがとれるので、いくらくらいかかるか分かるわけです。

ネットの知識がない人がこんなこと計算できるわけありませんから、相場が分かりづらくなって当然です。

もしホームページを安く作ろうと思ったら、これらの工程を削ることになります。

機能を減らしたり、単価の安い人に頼んだりですね。

つまり、質に直結するわけです。

仮に安く作れたとしても、質が悪くて成果が生まれなければなんの意味もありませんよね。

単に制作費だけを見るのではなく、「将来どういった成果を期待できるか」という基準で検討したいですね。

維持費

ホームページは作って終わりではなく、随時管理しなければいけません。

具体的には、以下の作業が発生します。

  • サーバー管理
  • ドメイン管理
  • セキュリティ対策
  • バックアップ
  • 各種アップデート

自分でやろうと思えばできることもあるのですが、知識がないと正直難しいです。

制作会社の多くは月額で上記のようなサポートを提供していますので、ほとんどの場合そちらのサポートを頼むことになります。

ホームページの費用対効果を考えるときは、初期投資だけでなく維持管理費も計算に入れないといけないんですね。

ちなみに、単なる維持管理だけではなく、掲載内容の更新代行やアクセス解析といったオプションを追加しているところもあります。

充実したサポート内容自体はとても頼りになるのですが、料金体系も複雑になりかねません。

悩ましいところですね。

損しないホームページの作り方


ここまで、ホームページの相場が分かりづらい理由を解説してきました。

とはいえ、これでは「結局どうやってホームページを作ればいいのか」がハッキリしませんよね。

ここからは具体的にどのようにホームページを作るべきかを解説します。

目的と予算は明確にしましょう

事業でホームページを作る場合、当然制作費以上の利益を回収しないといけません。

ざっくりとでもいいので、まずはホームページを作る目的と使える予算を決めておいたほうがいいです。

中小企業や個人事業主であれば、目的はだいたい次の3つに分かれます。

  • 会社案内(名刺代わりであればいいという感じ)
  • 集客・採用(お問い合わせや見込み客の獲得)
  • ECサイト(通販、サイト上で販売する)

会社案内であれば高度な機能は不要なので、安く制作できます。

見た目のデザインだけしっかりさせれて、ホームページを見た人にマイナスの印象を与えなければOKです。

集客や通販サイトの場合、明確な戦略と制作力が必要になります。

どうやってホームページから集客するか、どうやって売上につなげるのか。

制作会社にも得意不得意があります。

おしゃれなデザインが得意な会社もあれば、マーケティングに特化した会社もあります。

販売戦略はマーケティングの分野ですから、その方面で業者さんを探すことになります。

目的を明確にすると、業者選びもやりやすくなるわけですね。

予算に関しては、「今の経営状況ならこれくらは出せる」という程度で大丈夫です。

その金額を基準にして、それ以下の場合だけ検討するみたいな線引きに使ってください。

信頼できる人に任せる

目的と予算がなんとなくイメージできたら、実際に制作会社に問い合わせてみましょう。

前途したとおり、ホームページは人が手作業で作っていますし、公開後も保守メンテナンスで長く付き合っていくことになります。

「その会社に頼むべきかどうか」は、実際に担当者と会って話してみないと分からないですね。

説明を聞くにあたってネットの知識はあるのが理想ですが、正直なくてもいいと思います。

みなさん本業で忙しいのに、ネットの勉強してる時間なんてないですから。

そもそも、自分が勉強しなくても成果を出せるように業者さんにお金払って頼むわけです。

相場があってないようなホームページ業界ですから、最終的には「こいつになら任せられる」と思えるかどうかです。

直感でもなんでもいいので、信頼できると思えたら依頼していいです。

逆に、条件がどんなに良さそうでも「任せて大丈夫かな」と不安が残るなら依頼しないほうがいいです。

人柄とか説明が熱心とか気が合うとか、何かしら「信頼できる」と思うポイントがある人に頼むのが長い目で見たら後悔しない秘訣です。

とりあえず作ってみる

もし「先にホームページを作ってみて、内容や担当者がよければお金を払う」ことができたら理想ですよね。

結果が出ると分かってからお金を払うので、損がないですから。

現実には先に無料で作ることはもちろんできないんですが、それに近いサービスは登場してきています。

初期費用をゼロ円にして、月額定額制の支払いで始められるところがそうです。

とりあえず安くはじめてもらって、うまくいったら継続してもらっています。

もしダメならやめればいいだけなので、失敗して損する可能性をかなり低く抑えられるのが特長です。

欠点ももちろんあって、制作費を抑えるために凝ったデザインができなかったり、大規模なホームページは対象外だったりします。

とはいえ、ほとんどの中小企業や個人事業主にとってはそういったホームページは不要かなと思います。

まとめ

というわけで、以上です。

ここに書いてあることだけで、ホームページの料金の仕組みがイメージできたと思います。

相場を知ることはもちろん重要ですが、最終的には満足いくホームページになるかどうかです。

みなさんが信頼できる制作会社さんに出会えることを願っています。

もし分からないことがあったら、お気軽にご連絡ください。

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